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厚手両面テープの特長とおすすめ製品

厚手両面テープとは

厚手両面テープとは、文字通り分厚い両面テープのことです。粘着剤や基材の組み合わせ、厚みのコントロールを行い、様々な厚手の両面テープが存在します。何をもって「厚い」とするかは微妙な点ではありますが、一般接着用の両面テープの厚みが0.15mm前後となっておりますので、この記事では、それよりも厚い両面テープを中心に、特長や用途について解説させていただきます。

厚手両面テープの特長について

厚手両面テープを使用するメリットとしては、何といってもでこぼこした面(粗面)や段差での接着が強いことが挙げられます。表面がザラザラしている素材、でこぼこが大きい素材の接着については、薄い両面テープでは、でこぼこに入り込ませて、粘着面を広い範囲で密着させるのが困難となります。厚手両面テープであれば、分厚い粘着層がでこぼこの内部まで入り込みやすいので、高い接着力を発揮することができます。また、厚手両面テープの特長としては、そのような粗面への接着性をより高めるために、粘着剤を軟らかい設計にしている製品が多いのも特長です。

厚手両面テープのおすすめ製品と用途例

厚手両面テープのおすすめ製品を厚さ別で、特長、用途例についてご紹介します。
記載した以外にも様々な厚手の両面テープがございますので、でこぼこした素材などの接着でお困りの方はぜひお問い合わせください。
専任スタッフによる的確な製品選定、お試し用の無料サンプルなどの対応をさせていただきます。

厚さ0.32mm:不織布両面テープ NO.5000ND

薄い両面テープは、木材などのでこぼこが大きい面の接着が苦手です。NO.5000NDは、再剥離両面テープNO.5000NSのはがせる機能を持ちながら、約2倍ほどの厚みにした両面テープで、木材のでこぼこにも良くなじみます。
また、くっつきにくいポリエチレンや、ポリウレタンなどの発泡体にもよくなじみ、段差を吸収しながらくっつけることができます。
使用した後は綺麗にはがせるので、テープを分別したリサイクルや、屋内の貼り付けにも適しています。

※表面を引きはがさないように、充分ご注意ください。

厚さ0.5、1.0mm:ブチルゴム系粘着剤両面テープ NO.525

粘着層に厚手のブチルゴム系粘着剤を使用しているため、貼り付け面が粗面でもよくなじみます。
基材は柔軟で、強度がある織布タイプですので、貼り付け時に作業しやすいのもポイントです。
ブチルゴム系粘着剤のため、防水シール性や長期耐久性に優れており、でこぼこした人工芝裏面の固定、住宅屋根や外壁の防水シール用途に高い信頼性があります。
厚さ0.50mmタイプと1.0mmタイプの2種類をラインナップしています。

厚さ0.75mm:発泡ブチルゴム基材両面テープ NO.541

発泡ブチルゴムシートを基材に使用した両面テープです。
発泡ブチルゴムシートが持つ柔軟性と 0.75mmの厚みで、でこぼこした面の接着に適しています。
各種建材の固定用途に使用されます。
また、基材が柔軟で、固定時の力を分散するため、銘板などの部品の接着固定に最適な製品となっています。

厚さ1.2mm:特殊発泡体基材両面テープ PF-370(S)

基本的に発泡体を使用した両面テープは厚手両面テープに分類されます。
PF-370(S)は、柔軟性に富んだ特殊ポリオレフィンの発泡体を基材とし、その両面に耐久性にすぐれたアクリル系粘着剤を塗布した粗面接着用の両面テープです。
特に建築物内装の下地となる石膏ボードと、化粧板を接着剤で固定する際に、接着剤が固まるまでの仮固定用途で使用されます。
石膏ボードは表面がザラザラででこぼこの強い素材ですが、接着剤が固まるまでの間、ずれることなく強固に接着します。

取り扱い商品約3,800種類 4万サイズ

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著者プロフィール

日東電工CSシステム株式会社小池 季史

2014年日東電工CSシステム入社。製品企画グループに配属となり、各種粘着テープの企画業務に携わる。
その後、デジタルマーケティング関連の部署に移動、これまでに培ったテープの知識・経験を活かしながら、専門的な観点と見る人に分かりやすいコンテンツ制作を心掛けている。

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