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OPPテープの特長・用途について|選び方やおすすめ製品も紹介

OPPテープとは?

OPPテープはOPPフィルム「Oriented PolyPropylene」(オリエンテッドポリプロピレン)フィルムに粘着剤を塗布して作られたダンボール梱包用テープです。
OPPテープのO(Oriented)には、「配向させた」という意味があり、OPPフィルムは、縦横2方向に延伸をして分子の方向を揃える(配向させる)ことによって高い強度を持っています。
フィルム素材のテープですので水にも強く、安定して使えるため、様々な業界のダンボール輸送で活躍しています。

OPPテープの特長について解説した動画です。製品ラインナップについても紹介しています。

OPPテープの選び方・おすすめ製品

OPPテープには、使用するシチュエーションに応じて様々な種類があります。
使い分けが必要となる主なシチュエーションと製品の選び方、おすすめの製品についてご紹介します。

厚さ(切れにくさ)で選ぶ

OPPテープは様々な厚みのタイプがあります。
フィルムが厚いほど強度が強く、切れにくくて丈夫ですので、重量物の梱包に向いています。
厚みが薄いタイプは、材料の使用量が少なくなるため、価格は比較的安価となりますが、強度が低いので重量物の梱包では、輸送時に切れてしまうことがあります。
OPPテープの厚さについては、内容物の重量によって、使い分けると良いでしょう。

粘着剤(粘着力)で選ぶ

OPPテープに使用する粘着剤は、ゴム系粘着剤とアクリル系粘着剤に大きく分けられます。
一般的にゴム系粘着剤は低温でも粘着力が低下しにくく、比較的どんな素材にも貼り付けやすいのがメリットです。
高温では粘着剤が柔らかくなり、はがれやすくなってしまうのがデメリットとなります。
一方、アクリル系粘着剤は高温や、紫外線などによる劣化に強いのがメリットですが、プラスチックなどの素材に貼り付きにくいデメリットがあります。
価格面では、ゴム系粘着剤とアクリル系粘着剤では、アクリル系粘着剤の方が安価です。
それぞれ一長一短ありますので、ご自身の作業環境や条件によって選択する事が重要になってきます。

長さ(作業方法)で選ぶ

ダンボール梱包時の作業としては、手貼りでの作業か、自動テープ貼り機を使用した機械貼り作業に分かれます。
手で貼る場合は、使いやすさも考慮しなければならないため、テープの長さは50m巻きか100m巻きが主流です。

一方、機械貼りでの作業では、1000mや1500m巻きのテープがよく使用されます。
これらの巻き長さが長いテープのことを、テープ業界ではその見た目から「レコード巻き」などと呼ぶことがあります。
また、ダンボールの機械貼りに使用する機械の事を、テープおまかせナビでは「カートンシーラー」と呼んでおり、生産量などに合わせて様々な機種があります。

作業音の静かさで選ぶ

使ってみると分かりますが、OPPテープを巻き戻す(繰り出す)ときには大きな音が発生し、使用環境によっては騒音となってしまうこともあります。
OPPテープは、粘着剤が付いていない方の面に背面処理剤を塗布することにより、テープの巻き戻し力を弱くして、作業性を向上させています。
この背面処理には様々な種類がありますが、高グレードタイプでは、背面処理剤にシリコーン系の薬剤を用いることにより、巻き戻しが非常に軽く、音がほぼ発生しないものがあります。
そのかわり、背面には油性インクで文字を書けなくなるデメリットがあり、テープを貼った後に文字を書きたい場合は、別の製品の検討が必要です。

サイズ(幅)で選ぶ テープおまかせナビならではのサービス

ダンボールからのはがれやすさは、テープのサイズ(幅)とも関係します。
仮に貼り付ける長さが同じだった場合、テープの幅が広い方が、貼り付いている面積が多くなり、はがれにくくなります。
テープおまかせナビには、「どんな幅でも一巻購入」というサービスがあり、対象製品は、1ミリ単位で好きな幅にカットしたテープを1巻から購入できます。
NO.3200D着色は、対象製品となっており、7~400mmまでの間で好きな幅で購入することができます。

OPPテープと他の梱包用テープとの比較

OPPテープ以外のダンボール梱包用テープの種類としては、主にクラフトテープ、布テープが挙げられます。
それぞれの違いについて理解しておくと、製品を選ぶときに便利です。
ここでは、OPPテープとクラフトテープ、布テープの主な違いについて比較して解説します。

価格での比較

OPPテープは価格面では、クラフトテープや布テープなどの他の種類の梱包用テープと比較して安価です。
例えば、基材にクラフト紙を使用しているクラフトテープよりも約30%〜40%程度安価(当社基準)となっています。

また、自動テープ貼り機での梱包を考えた場合、クラフトテープは最大の巻き長さは500mですが、OPPテープは厚みが薄いため、長く巻くことができ、最大1500mまであります。
したがって、機械貼りでは、OPPテープの方が交換頻度を減らすことができるため、生産性が向上し、コスト改善にも貢献します。

強度・耐衝撃性での比較

OPPテープは耐衝撃性にも優れており、クラフトテープで封をしたダンボールでは約5kgの重量で梱包物を落下させるとテープが破れてしまいますが、OPPテープで封をした場合、梱包重量約10〜15kgほどまで耐えることができます。
このように、テープの種類によっても耐えられる重量が違うため、テープの厚みだけでなく、種類を選択するのも重要となります。

梱包作業方法・開封性能での比較

OPPテープは基本的には、手で切れないため(※)、はさみやカッターを使ったり、梱包作業用のハンドカッターにセットして使う必要があります。
ダンボールの開封性についても、クラフトテープや布テープと比較すると手切れ性が悪く、道具なしでは開けにくいのが欠点ですが、廃棄時にダンボールからはがすときには、途中で切れにくく、一気にはがせるので、分別しやすいのが利点となります。

※手で切れるタイプのPPテープもあります。

OPPテープ廃棄時の注意・環境面への影響について

ダンボールのリサイクルでは、OPPテープは禁忌品(リサイクルできないもの)とされるケースがあります。
設備によっては、テープが残っていると、リサイクル工程で粘着剤が完全に取り除くことができず、まとまった粘着物が機械や製品に付着して、再生紙の品質が低下したり、機械の故障の原因となってしまいます。
廃棄方法については、それぞれの自治体、廃棄業者などの定めた方法を確認し、しっかり廃棄しましょう。

環境面については、OPPテープの製造において、ゴム系、アクリル系ともに粘着剤を配合する際にトルエンなどの有機溶剤を使用しています。
これらは、大気中に拡散されないよう、溶剤回収の設備を導入しています。
全ての粘着剤に有機溶剤が使用されるわけではなく、アクリル系粘着剤の中には、溶剤を使用していない「エマルション」と呼ばれる水ベースの粘着剤があり、OPPテープにも使用されている製品があります。
また、OPPテープは、完全燃焼時には毒性のあるガスはほとんど発生しません。

いかがだったでしょうか。
ダンボール梱包用テープについては、様々な種類があり、使用するご状況に応じて製品を選ぶ必要があります。
この記事ではOPPテープについて解説していますが、製品を選ぶうえで分からない点や、サンプルを使用して試してみたいなど、ご要望がございましたら、テープの専門スタッフがお応えしますので、是非お気軽にお問い合わせください。

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