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仮止めテープとは|養生テープとの違いについても解説

仮止めテープとは

「仮」という言葉には、「一時的な間に合わせ」「本物でないもの」といった意味があります。
仮止めテープとは、その意味の通り、一時的に貼って止めておくテープのことです。
仮止めには、様々な方法があり、それぞれに適したテープがあるため、たくさんの種類があります。

仮止めテープと養生テープとの違いについて

先に記載した通り、仮止めには様々な種類があります。例えば、建築作業の際に周囲が汚れないように養生シートを固定するのに使う養生テープも、作業が終わるまで一時的に貼っておくテープですので、仮止めテープとも言えます。
つまり、養生テープと仮止めテープは別の種類というわけではなく、養生テープは仮止めテープの種類のうちの1つなのです。

仮止めテープの特長について

仮止めテープは、貼った後、その役目を終えた際には必ず剥がす必要があります。
仮止めテープには様々な種類がありますが、どのテープも基本的に剥がすことを前提としているため、剥がすときに糊が残らずにきれいに剥がせるように設計されています。そのため、ほとんどの仮止めテープは粘着力が弱い傾向です。
ただし、用途によっては、蓋が開かないようにしたり、可動部が動かないように一時的に固定したりすることも必要となり、粘着力を強めに設計している製品もあります。

仮止めテープの種類について

仮止めテープについては、「どれが仮止めテープ」と明確な区分けはありませんが、テープ業界でよく「仮止めテープ」と呼ばれている製品、仮止め用途に使用される代表的な製品をご紹介します。

家電製品の仮止め ホールディング™テープ

大型のコピー機などのOA機器、冷蔵庫やエアコンなどの家電製品の輸送時に、扉が開いたり、可動部が動いたりしないように仮止めしておくためのテープです。
家電製品は大きくて重いものが多く、貼りつきにくい素材であるプラスチックで作られていますが、強力に貼り付いてしっかり固定できます。それにもかかわらず、剥がすときには糊が残らずにきれいに剥がせるよう、絶妙な粘着力バランスで設計されたテープです。弊社では特にこれらの製品を仮止めテープと呼んでいます。

ホールディング™テープシリーズ

ホールディング™テープ製品一覧ページのリンクです。製品紹介のYouTube動画もご覧いただけます。

建築作業時の傷や汚染防止 養生テープ

養生テープは、主に建築物を傷や汚れから守る養生用のシートや布などを仮止めするために使用されます。
その他の特長としては、現場での作業性をよくするため、手で簡単に切れるようになっています。また、はがし忘れを防止するために目立つ色が使用されている製品が多いです。
日東電工製の養生テープは、鮮やかなピンク色をしていて「さくらテープ」と呼ばれ親しまれています。

養生テープ NO.395N

養生テープNO.395Nの製品ページのリンクです。製品についてより詳しく解説したコラムもご覧いただけます。

塗装時の塗料はみ出しや汚染防止 マスキングテープ

マスキングテープは、主に建築や車両の塗装時に、塗料がはみ出して作業箇所以外の汚したくない部分に仮止めするためのテープです。
和紙素材を使用しており、手で簡単に切ることもできます。建築用、車両用など、いくつかの種類があり、用途に応じて選定する必要があります。

マスキングテープシリーズ

マスキングテープの製品一覧ページのリンクです。製品についてより詳しく解説したコラムもご覧いただけます。

ちょっとした仮止めに 再剥離用両面テープNO.5000NS

少々番外編となりますが、ちょっとした伝言の貼り紙など、両面テープでも仮止めすることがあるかと思います。NO.5000NSは、強靭な不織布基材を使用しておりますので、剥がすときに破れたりせずにきれいに剥がすことができます。
ただし、もともとは主に本固定用途で使用する製品であり、粘着力はとても強く、紙などの強度が弱い素材から剥がすときは、表面を破壊してしまいますので、金属やプラスチックなどの表面の強度が強い素材に使いましょう。

再剥離可能強力両面テープ NO.5000NS

再剥離可能強力両面テープNO.5000NSの製品ページのリンクです。製品についてより詳しく解説したコラムもご覧いただけます。

いかがだったでしょうか?仮止めテープは、仮止めの種類に応じて適した粘着力に設計されています。
使い方を間違えると、途中で剥がれてしまったり、剥がすときに糊が残ったりするなど、思わぬトラブルにつながりかねませんので、しっかりと選定する必要があります。
仮止め用途をご検討で、テープ選びに困った際などは、専任スタッフが最適な製品をご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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取り扱い商品約3,800種類 4万サイズ

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著者プロフィール

日東電工CSシステム株式会社小池 季史

2014年日東電工CSシステム入社。製品企画グループに配属となり、各種粘着テープの企画業務に携わる。
その後、デジタルマーケティング関連の部署に移動、これまでに培ったテープの知識・経験を活かしながら、専門的な観点と見る人に分かりやすいコンテンツ制作を心掛けている。

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