【クッキー容器にもおすすめ】封缶テープとセロハンテープの違いとは

手作りお菓子や、クッキーなどの焼き菓子を容器に入れて渡そうとしたとき、
封缶用のテープと、一般的なセロハンテープ、どちらを選ぶべきか迷いますよね。
一見似ているようなテープではありますが、それぞれ特徴が異なるため、詳しくご説明いたします。

封缶テープとセロハンテープの違い 

封缶用ビニールテープ No.23Sは、柔軟性と適度な伸びがある特殊な塩化ビニールフィルムを使用したテープです。
封缶に最適な柔軟性と凹凸への密着性(伸縮性)が特徴です。
また、セロハンテープと比べて、防湿性にも優れています。

セロハンテープ No.29は、セルロース(植物繊維)を使用したテープです。
手軽に使えるため、一般家庭から工場などの産業分野まで幅広く使われております。
手切れ性に優れている反面、湿気や水分に弱く、乾燥による剥がれなどが起きる場合があります。

クッキー容器に封缶テープがよい理由

※上記の比較写真は、評価結果の一例です。

クッキー容器に封缶テープを使用したメリットとして、
◎高い密着性：凹凸面への密着性に優れ、防湿効果が高まります。
◎開封がしやすい：適度な粘着力と、糊残りが少ないため、開封時にスムーズにテープを剥がすことができます。

セロハンテープでは、凹凸面への密着性が弱いため、容器のコーナー部分などに浮きが発生してしまいます。
しっかりテープが貼れていないと、湿気が容器の中に入ってしまい、中身が湿気てしまう可能性があります。

封缶テープを選ぶ際のポイント

封缶テープを選ぶ際の注意点として
幅：容器の大きさに合った幅のテープを選びましょう。
　極端に大きい幅や小さい幅を選んでしまうと、容器からテープがはみ出てしまったり、作業性が悪化する場合があります。
色：容器の装飾も商品価値を高める手法として有効かと思います。
　意匠性の高い容器に使用する際は、色がついているものよりも、透明なテープを選択するのも一つです。