【用途事例】電線ケーブルの端末処理、接続、保護には作業性にも優れた「ブチルゴム自己融着テープ」

貼ったり巻いたり、様々なシーンで活躍することが多い「粘着テープ」は、修理や保護を行う際にも便利なアイテムです。
しかしテープにも多様な種類があるため、用途に合わせたテープ選びをすることが重要となります。
電線ケーブルなど扱う際には、感電や火災に繋がらないように、
特性や用途に合ったテープを選んで、適切な対処を行いましょう。

電線ケーブルなどの処理や保護、結束用として使うテープを選ぶ基準

・感電防止のためにも電気絶縁性を持つテープ
・金属腐食を起こしにくく耐候性に優れている
・耐熱性に優れている(場合によって)

そこでおすすめするのが、「ブチルゴム自己融着テープ」です。
ブチルゴムは、電気特性や耐候性に優れています。
また、自己融着テープのため、巻き付けるだけで密着するため、作業性が高いという特徴もあります。

巻き付けることで強固な密着性を発揮

金属腐食を起こしにくく、主に電線ケーブルの接続部分の絶縁用として使われる「ブチルゴム自己融着テープ」。
施工時は、テープを2～3倍に伸ばしながら巻き付けつけることで密着性が高まり、素早く手軽に作業できます。

作業のしやすさもポイント

自己融着の特徴として、自分には強固に貼り付くが、
ほかの物にはほとんど貼り付かないため、貼り直しや施工後の剥がしが容易です。
また、粘着層がないため、施工中に手にまとわりつくこともありません。
必要となる厚さになるまで、気泡が入らないよう重ね巻きを繰り返してください。
巻き終わり部分は、引き伸ばさずしっかり圧着することで、端部部分の剥がれ防止につながります。

品番別早見表

各品番より、製品の詳しい説明がご覧いただけます。

品番	材質	色	厚さ(mm)	破壊電圧(KV)
No.11	ブチルゴム	黒	0.5	20
No.15	ブチルゴム	黒	0.5	20
No.66	シリコーンゴム	茶褐色	0.5	20
No.660	シリコーンゴム	茶褐色	0.22	13

自己融着テープのご紹介